現在地
森の中ならではの悩み
カメムシについて
秋の装いが一層深くなる10月下旬から、冬の便りが届いてくる11月下旬にかけ、コテージ、森林文化交流センター他、
施設全般にカメムシが飛び回ります。
この時期のカメムシは、生活場所である森を拠点に、冬眠のための寝床を探し飛び回ります。家屋など人の生活場所が
暖かく過ごしやすいため屋根裏などがターゲットとされ、建物の細かい隙間からどんどん入り込んできます。
一旦寝床を決めると春までは動かないのですが、冬眠に入る直前に気温が上がると(暖かい日や暖房を付けると)
まだ冬眠には早いと勘違いし、更に眠りやすい場所を見つけて飛び回ります。
冬から春にかけて(3月頃~4月中旬)の時期は、冬眠していた住み家から活動を始めるため、またまた飛び回ります。
ブーンッ!!という羽音もうるさく飛び回り、いきなり服に止まったり、逃げるときにカバンの隙間に入り込んだり。
しかも、触ると臭い匂いを発します。うっかり触ってしますと、なかなか匂いが取れません。
思わぬタイミングでこの匂いが漂ってくることが、また嫌われる原因に。
この時期になると、施設全体に防除剤を散布し、建物内に害虫駆除剤を焚いたりしていますが、すべて駆除することは
ほぼ不可能です。
お越し頂いたお客様からも
「カメムシのせいで楽しめなかった」
「カメムシさえいなければ…」
「ここまで凄いとは…」
などの声を頂いております。
大変申し訳ございません。
どんな隙間にでも入り込むので、どれだけ戸締まりしても駆除しても、再びどこからか室内に入ってきます。きれいに
掃除をしてお客様をお迎えする準備をしても、数十分すればどこからともなく入ってきます。叩き潰せないので、ガム
テープで退治していただくようにお客様にはご案内させていただいている次第です。これまたご迷惑を多々お掛けしま
すが、森の中の施設ということでご理解いただき、どうかお許し下さい。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。