2026年8月21日

森の恵みを、自分の手で。10月の余呉で出会う「木かご」の旅

秋になると、森の景色が少しずつ変わっていきます。

木々の色。

落ち葉。

風の冷たさ。

夏とは違う森の匂い。

そんな秋の余呉で、少し特別な旅が予定されています。

2026年10月10日(土)から11日(日)に開催される、

「森から生まれる手仕事の旅〜余呉の木かごを編む2日間〜」

です。

これは、単に木かごを作るだけのクラフト体験ではありません。

木かごを編みながら、余呉の森や歴史、人の暮らしに触れる。

そんな2日間の旅です。

余呉に残る「木かご」の文化

余呉町の奥丹生谷には、かつていくつもの集落がありました。

その地域には、長い時間をかけて受け継がれてきた木かごづくりの文化があります。

今回の旅では、伝統民具「小原かご」をはじめとする「奥丹生谷の木かご文化」に触れます。

普段、私たちは買い物をするとき、必要なものをお店で買うことが当たり前になっています。

かごも同じです。

お店へ行けば、さまざまな素材のかごを簡単に購入できます。

でも、昔の人々にとっては違いました。

森にある素材を知り、それを手で加工し、暮らしの道具にする。

木や森と、人の暮らしが今よりずっと近いところにありました。

その文化を、実際に手を動かしながら知ることができます。

「見る」だけでは分からないこと

地域の伝統文化を知る方法はいろいろあります。

資料館で展示を見る。

写真を見る。

説明を読む。

もちろん、それも大切です。

でも、自分の手で編んでみると、見えてくるものがあります。

「この材料は、こんなにしなやかなんだ」

「ここをこう編むのか」

「思ったより難しい」

「昔の人は、これをどうやって作っていたんだろう?」

実際に手を動かすことで、過去の暮らしが少し身近になります。

今回のツアーでは、小原かごの製作を体験し、自分で小さな「おやつかご」を編み上げます。

完成したかごは、単なるお土産ではありません。

自分が余呉で過ごした時間そのものが、形になって残ります。

森を歩いて、土地の記憶を知る

今回の旅では、木かごを編むだけではありません。

イタヤカエデの森を観察しながら散策したり、かつて人が暮らしていた小原村の跡地を歩いたりします。

今は森になっている場所にも、かつて人の暮らしがありました。

人が住み、働き、森と関わりながら生活していた。

そんな土地の記憶を、実際にその場所を歩きながら知ることができます。

観光地の有名スポットを巡る旅とは、少し違います。

「その土地で、昔どんな暮らしがあったのか」

を知る旅です。

木かごから、森の未来を考える

今回のツアーには、もう一つ大きなテーマがあります。

それは、地域に残る文化を未来へつなぐこと。

木かごを「昔の道具」として見るだけではなく、

「これからも残していくにはどうしたらいいのか」

を考える。

そして、その背景にある森についても知る。

今回の企画では、植林活動についての話を聞く時間も予定されています。

一つの木かごを編むことから、

森を知る。

土地を知る。

そこに暮らしてきた人を知る。

そして未来を考える。

そんな広がりのある旅になっています。

10月の余呉は、森を歩くのにも気持ちいい季節

10月は、自然の中で過ごすのに気持ちのいい季節です。

暑さが落ち着き、森の中を歩きやすくなる。

少しずつ秋の気配が濃くなっていく。

木々の変化を感じながら歩くと、普段の散歩とは違った発見があります。

今回のツアーでは、こうした余呉の自然そのものも旅の一部です。

木かごを編む時間。

森を歩く時間。

土地の歴史を知る時間。

そして、人と話す時間。

予定を詰め込んで観光地を次々と巡るのではなく、一つの場所をじっくり知る。

そんな旅も、たまにはいいのではないでしょうか。

1泊2日だからこそ、ゆっくり楽しめる

※写真は昼食のイメージです。仕入れ状況などで変更になる可能性もあります。

このツアーは1泊2日。

2026年10月10日にウッディパル余呉の森林文化交流センターに集合し、翌11日の午後に解散する予定です。JR余呉駅からの送迎にも対応しています。

宿泊と食事も含まれているため、日帰りの体験とは違って、余呉で過ごす時間そのものを楽しめます。

夜まで余呉にいるからこそ、昼間とは違う森の表情にも出会えるかもしれません。

「もの」ではなく「関係」を持ち帰る

旅行から帰るとき、私たちはお土産を持って帰ります。

お菓子。

名産品。

工芸品。

今回の旅で持ち帰るのは、自分で編んだ小さな木かごです。

でも、本当に持ち帰るものは、それだけではありません。

木かごを教えてくれた人。

歩いた森。

かつて人が暮らした場所。

余呉の歴史。

森と暮らしの関係。

そうした記憶も、一緒に持ち帰ることになります。

ウッディパル余呉が掲げる、

「森で遊び、森で学び、森で泊まる。」

という言葉。

今回の旅は、その言葉を少し違う角度から体験できる2日間なのかもしれません。

10月、余呉の森を「知る旅」へ

観光というと、有名な場所へ行って写真を撮ることを思い浮かべるかもしれません。

でも、旅にはいろいろな形があります。

土地の歴史を知る。

人の話を聞く。

森を歩く。

自分の手でものを作る。

その土地でしかできないことを体験する。

10月の余呉では、そんな旅が待っています。

木かごという小さな道具を入り口にして、森と人の暮らしに触れてみる。

秋の余呉で、少しゆっくりとした2日間を過ごしてみませんか。

森から生まれたものを、自分の手で編む。

その小さな体験から、余呉の森との新しい関係が始まるかもしれません。

※「森から生まれる手仕事の旅〜余呉の木かごを編む2日間〜」は2026年10月10日(土)〜11日(日)に開催予定です。定員・参加費・申込方法などの最新情報は、ウッディパル余呉公式サイトをご確認ください。

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